国債の仕組みとは

国の借金の仕組みのことを指します。歳出が増えて税収で賄えなくなってきたことにより、1965年度からこの仕組みがスタートしました。なお2012年度政府予算案(一般会計)では歳入の49%をこの債権で補っています。またこの債権は、発行の根拠となる法律に基づき種類がいくつか存在します。新しい財源を確保するために建設および特例の2種類が用意されています。建設のほうは1966年度に財政法に基づき発行され始めました。公共事業などに割り当てられます。一方、特例のほうは、財政不足を補うために例外的に発行される債権です。発行の際は毎回、特例国債法を国会で制定する必要があります。本格的に発行が進んだのは75年度からです。他に特定の歳出が原因により特別に発行される復興債があります。これは、東日本大震災復興事業を目的として復興財源確保法に基づいて発行されました。いずれの種類の債権も税収などによって利子を支払い、償還(返済)します。満期に元本が戻ってきます。この債権の大半は公募入札で消化されます。入札には、ほとんどがプライマリー・ディーラー、と呼ばれる大手の銀行・証券会社25社が参加します。落札されたものは顧客に販売され、市場で売り買いされます。市場といっても決まった場所があるわけではなく、主流は証券会社の店頭販売です。